◇ キャラクター紹介 ◇


レオン・ディアス Leon Dias

ゴメス提督に心酔する若き提督。
未知の世界へのあこがれは人一倍強く、少々夢想癖がある。
伝説や理想郷の類に弱い。情熱先行で技術は未熟。正直者だが、人にだまされやすい性格でもある。
どこかさめたところのあるペレスが少々苦手。


ミゲル Miguel

商会の忠実なる執事。
ややおしゃべりでうんちくを披露するのが好み。全キャラクタ中、一番多忙な人物。
ワイン造りの名人である兄がいる。口うるさいが、そのくせ小心者でもあり、パニックになると髪の毛を逆立てる。


アントニオ・ゴメス    Antonio Gomes

ポルトガルで名声を誇る海の英雄。
航海中によく災難に巻き込まれやすいという運の悪さも有名。
王室付の大船団を率いており、若いレオンが尊敬してやまぬ優秀な提督である。
どうやら大王貝とは深い因縁があるらしい。


フランシスコ・ペレス Francisco Peres

名門サラマンカ大学を主席卒業したリスボン出身の天才。
自然科学体系の確立を生涯の目標にあげ、根拠のない伝説に批判的な教条的合理主義者。
自分が船長という意識はあまりなく、船団の指揮に関しては水夫長に全権をゆだねている。


アイーダ・デフランコ Aida Difranco

来歴不明の少女。負けず嫌いな性格で好奇心旺盛。その資質には未知数の可能性が秘められている。
自分の進むべき道を切り開くため、船乗りとして歩むことを選んだ。
チーズと洗濯をこよなく愛し、船に巣食うクマネズミを目の敵にしている。


サミュエル・チェンバレン Samuel Chamberlain

ウェールズ出身の密貿易船長。
運び屋稼業の一方で盗みも働き、戦闘と潜入にかけては最高の腕を持つ。ついでに報酬額も最高で、敏捷で抜け目のない一匹狼。
つねに人をくった態度でへらず口を叩き、事あるごとに執事ミゲルを激怒させている。


ラグナール Lagnal

目的のためには手段を選ばぬ海賊船長。
海賊のなかでもずるがしこさだけはとびぬけたものがあるが、実戦ではかなり弱い。
強いヤツの前では腰が低く、ヨイショの連発。
しかし相手が弱いとみるやいなや、己の実力以上のふるまいにおよぶ。


メンデス・ケサダ Mendes Kesada

闇商店を経営する正体不明の人物。どこからか怪しげなものを仕入れてくる。
扱っている商品には、スグレ物もあれば、まったく役にたたないものもある。
意味もなく忍び笑いをもらすくせがあるようだ。


ベルナルド・ジェラード Bernardo Gerard

ペレスとは旧知のボローニャ大学名誉教授。ギリシア文明を専門に研究している。
とりわけ歴史、哲学、美術に関する造詣が深い。
凡人にはうかがいしれぬ独自の美学の探求者であり、その標的に選ばれたのがペレスである。


ムスターファ Mustafa

表向きはアラビアの大商人だが、地中海やインド洋を荒らしまわるバルバリア海賊の頭目で、大勢の手下がいる。
収集癖があり名品珍品をため込んでいるお宝マニア。ケサダの店の得意客でもある。


アプ・クーナ・イクワトゥ Apu Kuna Ikuhuatu

インカ帝国の神官。
異国の文化に対する興味は旺盛。とりわけ書物に執着している。
西欧世界にはない独自の知識を備えているが、異国人には常に謙虚である。
ペレスと出会うことで、独自の言語を習得していく。

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