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ファラオに魅入られた青年学者
フランシスコ・ペレス
双子座.
18歳でサラマンカ大学を主席卒業。
ドラゴン伝説など根拠のない言い伝えの類には批判的。
自らの理論を優先するあまり、周囲と衝突することが、ままある。
論文「カンムリ岳の怪物」で多くの注目を浴びる。
現在、航海中の時間を利用して、博物図鑑の編集作業を継続中。 |
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提督になった理由
大学卒業後、学び舎の開設資金を集めている時、ある貿易商人の執事と出会い意気投合。それが、ペレスが海に目を向けるきっかけとなった。
その執事から航海事業における数々のエピソードを聞くうち、世界の姿を正しく見る学問「地理学」にペレスの興味は絞られていった。
観測、実験、そして推理を繰り返し、古代の学者プトレマイオスの書を読み解く。
そうして得た結論を証明するため、ペレスは提督の道を歩むことになったのだという。 |
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世界の姿について
ペレスの結論とは、世界は丸いという「世界球体説」。
本人が選んだ証明方法は、リスボンから東へ向かい、西から帰港する、という単純明快なもの。
航海術が低いのは否めないが、未知なる領域の探求ならば、観察力の高いペレスが適任という言い方も出来るだろう。
ちなみにペレスは球体世界の直径を約2640リーグと算出しており、世界一周のため造船技術の向上を求めている。
また、この話を伝え聞いた王国は暗黒大陸を越える東ルートに続き、西方の大海に向かう船団編成を検討しているとのこと。 |
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科学と神秘の狭間
「伝説を盲信するな」とペレスはいう。
彼は徹底した科学至上主義者である。
あれほど興味を持っていた錬金術工房も非科学的存在と判断すると、見向きもしなくなった。
しかし、そのペレスも最近は少々様子が違ってきたようだ。
提督として、世界各地で経験した様々な出来事が彼を変えたのか。
とりわけエジプトでの体験が大きな影響を与えたらしい。(本人は否定しているが…)
とにかく、学問一辺倒だった彼の心に、人間への興味、あるいは愛情と呼ぶべきものが芽生え始めている事は間違いないようだ。
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